教育について
カリキュラムの流れ
教養教育科目は、幅広い知識と教養や総合的に考える力を身につけるように計画されています。
基礎教育科目は、専門教育科目を履修するための基礎として必要なものです。
専門科目は、高度な専門学力を養うためのものです。学科によって運営されていますが、他学科科目を8単位まで取得出来ます。
進級や卒業に必ず履修しなければならない必修科目、一定の授業科目から選択して履修しなければならない選択科目(選択必修科目)、および開設される授業科目から自由に選択する自由科目から成っています。例えば、外国文献講読や卒業課題研究は必修科目です。なお、卒業に必要な総単位数は124単位以上です。
講義時間は1週1回90分を15回行って2単位となっています。
カリキュラムの特徴
人間情報工学コース入学後は、充実した大学生活を過ごすための導入教育として初年次ゼミ、コンピュータサイエンスの基礎となる数理科目群、グローバル社会で活躍するために不可欠な国際言語科目群および幅広い教養を養うための教養教育科目群を開設しています。
2年次以降は、人間情報工学の各分野に必要な専門知識を修得するため、ソフトウェアに関する専門科目群およびハードウェアに関する専門科目群に加え、人間の知覚認知特性を理解しアプリケーションに応用するための科目群を設定しています。さらに本コースは、プログラミングの実習、自律型ロボットを設計製作する実験等、コンピュータを使う授業科目が15科目と豊富に設定されており、システム開発に必要となる実践的なスキルを養成します。
3年次後期以降は、各研究室に所属し、外国語文献講読、研究プロポーザル、卒論課題研究の取り組みを通してプレゼンテーション能力や問題解決能力を養う過程で、研究開発における高い創造性の修得を目指します。その後、さらに問題解決能力を高め、社会が求める専門家へと成長するために、大学院博士前期課程の2年間では、高度な知識や研究スキルを身につける教育を目指します。国内外の学会で研究成果を発表し、多様な研究者との交流を通して更に専門的なスキルを修得します。
修学サポート
学習支援のひとつとして数学及び化学の「質問教室」を開設しています。この質問教室は授業時間とは別の時間に設定しており、教員やTAが常駐し授業の内容に関する質問などに答えているほか、自学自習のスペースとしても活用されています。
その他に先輩学生が1年生の学習のサポートをする「学習ピアサポート・システム」を設け、新入生向けに修学のための基礎知識などを履修する教養科目「初年次ゼミ」でのサポートや学習相談の受付をおこなっています。また、附属図書館においても「学習サポーター」を配置し、学習相談や資料の探し方などの相談を受け付けています。
取得可能な資格
- 高等学校教諭一種免許状(理科、工業)
教育用情報システム・コンピュータ実習室
人間情報工学コースでは、全学の情報統括センターの設備とは別に、独自の教育用情報システムを構築しています。コースの学生であれば、両方のシステムを利用できます。コースのコンピュータ実習室は、学生証で自由に入室し、利用できる環境を整えています。設備は最新に保つために5年ごとに更新されています。
コースの教育用情報システムの概要
・コンピュータ実習室(1):実習用ノートブックコンピュータ 60台、中間ディスプレイ30台
・コンピュータ実習室(2):実習用ノートブックコンピュータ 50台
・使用できるOS:Windows、macOS、Linux
・主なサーバ設備:ファイルサーバ、授業支援システム(LMS)、画像転送システム
全学の情報統括センターの概要
・秋田大学情報統括センター »
また、人間情報工学コースの建屋では各階に最新のWi-Fi 6 設備を備えており、BYOD(持ち込み端末)で高速インターネットが利用できます。
この他に各研究室では研究に必要な情報システムや各種設備を導入しています。
関連ページ:研究室ホームページ
主な年間行事
4月 | 入学式・新入生ガイダンス 在校生ガイダンス 全学就職ガイダンス 学生主催新入生歓迎会 |
5月 | 学外オリエンテーション〔1年〕 個人面談 |
6月 | 進路に関するガイダンス〔3年・博士前期1年〕 就活アドバイザーによる就職ガイダンス〔3年・博士前期1年〕 |
7月 | 先輩による就職活動に関する報告会〔3年・博士前期1年〕 通信教育講座学内スクーリング |
8月 | オープンキャンパス |
10月 | 秋田大学祭 個人面談 |
12月 | 卒業生による進路に関する講演会〔3年・博士前期1年〕 |
1月 | 修士論文提出〔博士前期2年〕 卒業論文提出〔4年〕 |
2月 | 修士論文審査発表会〔博士前期2年〕 卒業課題研究発表会〔4年〕 |
3月 | 卒業式 |